今日の2本目です。
こっちはちょっと重いので、別記事にしました。
昨日は大分ネガティブな事を書きましたが、あれには自分なりの理由があります。
私の父方の祖母は亡くなる13年くらい前(70代後半)から脳梗塞の後遺症からくる運動機能の障害と認知障害のため90過ぎで亡くなるまでずっと要介護状態でした。
息子夫婦にあたる私の両親が実家に祖母を引き取って同居していました。
要介護になってから10年以上、リハビリやデイサービス、ショートステイなどを様々な福祉サービスを利用しながら両親の希望もあって最期まで在宅介護をしていました。
父の親族は、みんな協力的で両親の手助けもしてくれたし、両親の事を心配して福祉サービスの積極的な利用とかも勧めてくれたり、みんな介護をする両親を気遣ってくれていました。そういう意味では恵まれた方だったのかもしれません。
それでも傍から見ていて毎日の介護は本当に大変そうでした。
元気なころは65歳まで病院で看護師として働いていたしっかりとした人で、いつも自分の子供たち(父や父のきょうだい)の家族の事を気にかけていて、孫である私や妹の事なんかもとても可愛がってくれる優しい祖母でしたが、歳月を重ねるごとにだんだん色々なことがわからなくなってしまって、最期の方は私の事も誰だかわからなくなってしまっていました。
祖母が亡くなる少し前位に、実の娘である叔母が、
「お母さんも、ここまで生きたんだから、いい加減終わってほしいよね。」
と話していたという話を聞いたときに、
誰も悪くないのに、みんなが疲れてしまって、、、、(TT)
となんともやるせない気持ちになりました。
長生きしても結局は愛する子供たちに迷惑をかけるのか・・・・
そんなことを思うと最期はできれば自分で自分の寿命を決めたいな、という意味で
安楽〇という選択を認めてほしいなーなどと考えるようになったのかもしれません。